700年の歴史をもつ襖は、もともとは木と和紙の自然素材でつくられた建具です。その素材と構造から、さまざまな特長があります。大きな特長として、調湿機能があります。襖は(1)表面の和紙、(2)下張りの和紙(3)下地という3つの部分で空気層をつくり、室内の湿度に応じて湿度を調節。湿気が多い時には湿気を吸い、湿度が低い時には湿気をはきだし、室内の湿度を保っています。日本の気候風土にあった建具というわけです。
また和紙には、健康空間づくりに欠かせない、うれしい機能が多数あります。たとえば、ホルムアルデヒド対策。植物繊維が複雑に絡み合った分子構造は、環境ホルモンなどの分子を取り込み、室内から化学物質を取り除いてくれます。またホコリや花粉、ダニなども吸着。和紙をとおした光は、有害な紫外線をカットし、目の疲れを和らげるという効果もあります。


襖は、表面の和紙を貼り換えることにより、インテリアとしての役割を果たしていました。というのも、表面の和紙は室内の快適空間づくりのために、紫外線や空気の汚れを吸って、だんだんと汚れてきます。新しい和紙に貼り替えることで和紙の機能を保ち、部屋のイメージも変えることができるからです。
最近では和紙の絵柄もさまざまな種類が出ています。季節や気分に応じて、替えてみるのもいいかもしれません。襖の貼り替えは、4~5年が目安です。黄ばんできたら、和紙は新しいものに取り替えましょう。
また襖の貼り替えと一緒に、襖の動きも調整することをおすすめします。襖は、年月が経つと、動きが悪くなります。原因としては、地震などにより建物が揺らされ、鴨居が下がること。冷暖房によって部屋の温度が急激に変化し、襖の材質である木材や紙が変形を起こすということも要因にあるようです。襖はきちんとメンテナンスすれば、長く使える建具です。楽しくイメージチェンジしながら、大切に使っていきましょう。

襖の貼り替えに関して、自分でできる入門書のようなものはありますが、なかなか難しいものです。そこでリフォーム店などにお願いすることになるわけですが、ここで良いリフォーム店を選ぶコツを少しご紹介します。まず予算に合わせて見積りを提出し、金額や契約内容に関してお互いが納得してから、施工に入ること。メニュー表やカタログにもとづき、明瞭な価格設定であること。契約時に工期とスケジュールをきちんと伝えること。着工時には、職人が名刺などを渡し、きちんと自己紹介をすること。以上のことは非常に当たり前のようなことですが、そんなところから、リフォーム店の善し悪しが判断できます。ぜひ参考にしてください。

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